上半期のメルセデスベンツ世界新車販売、過去最高に

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型メルセデスベンツ Bクラス
新型メルセデスベンツ Bクラス 全 6 枚 拡大写真

ダイムラーは4日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の6月世界販売の結果を発表した。総販売台数は13万1139台。前年同月比は0.2%増と微増ながら、32か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比0.9%増の12万1542台。スマートは9597台を販売したものの、前年同月比は7%減と2か月連続で前年実績を割り込んだ。

市場別では、西欧が前年同月比4.3%減の5万4598台と3か月連続のマイナス。このうち、地元ドイツは2.9%減の2万5962台だった。中国(香港を含む)は、1万6857台。前年同月比は3.6%増と、2か月連続で前年実績を上回る。

また米国は、前年同月比7.6%増の2万2231台と、10か月連続の前年実績超え。日本は4250台を売り上げ、前年同月比は14.6%の大幅増だ。

メルセデスベンツブランドでは、新型『Bクラス』が前年同月比42.9%増の1万4629台と、大きく増加。2012年上半期(1‐6月)で見ると、『Cクラス』は前年同期比14.9%増、『Sクラス』は4.4%増の3万7539台、『CLSクラス』は38.9%増。新型に切り替わった『SLクラス』は、78.7%増と大きく伸びた。

SUVでは、『Mクラス』が新型を投入した効果で、前年同期比32.7%増を記録。『Gクラス』も18.5%増、『GLクラス』も7.2%増と伸びる。

メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2012年1-6月世界新車販売は、前年同期比6.5%増の70万8517台と過去最高。同社のヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「南欧では厳しい市場環境にあるが、2012年上半期はこれまでのところ、過去最高の実績を残せた」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る