【新聞ウォッチ】日産車体、新型 キャラバン 投入で九州の生産比率6割に

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日産・NV350キャラバン
日産・NV350キャラバン 全 7 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

【画像全7枚】

2012年7月5日付

●「ヒッグス粒子」発見、質量の起源探索40年東大など参加研究チーム(読売・1面)

●インド・中国の自動車メーカー、インドネシアで攻勢、日系の牙城へ低価格車投入(日経・6面)

●ガソリン価格140円割れ、競争激化で1年4ヶ月ぶり(日経・9面)

●合成ゴム原料「シェールガス革命」で不足、三菱化学が新製法、タイヤ向け量産へ(日経・11面)

ひとくちコメント

「飾り山笠」でお祭りムードに包まれている九州・博多の街。きょうは九州地方でおなじみのローカル紙・西日本新聞の紙面をチェックすると、1面トップは全国紙と同じ「ヒッグス粒子」発見の大きなニュースだが、経済面では、「日産車体」の記事が目を引く。

それによると、日産車体の渡辺義章社長が会見。製造子会社の「日産車体九州」で6月から新型商用車「NV350キャラバン」の生産を開始したのに伴い、2012年度の日産車体グループの九州生産比率が4割から6割に上がり、初めて主力の神奈川県の湘南工場を上回る見通しを明らかにしたという。

「九州シフト」を強めた理由について、渡辺社長は「九州は自動車部品メーカーが集積しているほか、地理的に近い韓国や中国から安価な部品を調達できる」と説明。「今後は(日産車体の生産体制における)ターニングポイントになる」と述べたと、紙面では伝えている。海外からの部品調達は「品質優先」とも語っており、「現在5割の九州の調達率を引き下げるつもりはない」ことも付け加えたという。

ちなみに、「日産車体」の記事は、地元のローカル紙以外はほとんど報道されていない。日経の九州版にも見当たらず、ニュース価値としてはイマイチのようだ。

九州での自動車生産では,トヨタ自動車九州でもあす6日に宮田工場で、新型「レクサスES」のラインオフ式を行うことになっている。小川洋・福岡県知事や親会社のトヨタ自動車の豊田章男社長も式典に出席する予定で、九州発のニュースが全国紙でどこまで取りあげられるのかも注目したい。

《福田俊之》

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