上半期のベントレー世界販売、中国が首位の米国に肉薄

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ベントレー・ミュルザンヌ
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英国の高級車メーカーのベントレーは4日、2012年上半期(1‐6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は3929台。前年同期比は32%増と大きく伸びた。

市場別実績では、最大市場の米国が、前年同期比25.7%増の1140台。第2位は中国で、前年同期比55.7%増の1059台を売り上げた。米国との差は、わずか81台。ベントレーは中国本土に進出してから、約10年で大きく成長したことになる。

また、3位の欧州は、前年同期比22.9%増の607台。このうち、地元の英国は4.5%増の557台と堅調だった。中東は47.9%増の346台。アジア太平洋地域は前年同期比52.6%増で、日本は114.3%の大幅増を記録した。

車種別では、『ミュルザンヌ』が前年同期比30%の伸び。伸び率でこれを上回ったのが『コンチネンタルGT』で、前年同期比は48.5%増だった。

ベントレーのウォルフガング・デゥルハイマー会長兼CEOは、「上半期実績は世界の多くの市場で、ベントレーの強い成長を示したもの」と述べている。

《森脇稔》

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