アビーム、企業のエネルギーリスクを見える化するサービスを提供

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電力不足によるエネルギー問題への注目が高まっている中で、アビームコンサルティングは、新たなスキームを使ったより実用的なエネルギー戦略策定のための「統合エネルギー戦略策定支援サービス」の提供を開始した。

従来、個別に提供していたアビームコンサルティングのエネルギー・カーボンリスク対策支援や、天災などに備えた事業継続管理体制整備支援などに関する知見、ノウハウを結集し、電力不足の新たなニーズを受けて更に強化したもの。

新しいサービスでは「従来の平常時における省エネ・CO2削減などのエネルギー対策」に、「計画停電や電力使用制限令(節電要請)などの緊急時のエネルギー対策」を統合する。加えて緊急時、取引先からの原料調達の遅延や生産停止による収益機会の損失、マーケットシェア低下などのサプライチェーンでのエネルギーリスクを評価・分析し、エネルギー対策をサプライチェーンに拡大させる。

これらによって効率的で安定的な事業の継続・発展を、エネルギー戦略の側面から支援するもの。

震災以降、国内企業でエネルギーリスク対策のニーズが急速に高まったことを受けてサービスを開発した。このサービスの提供に向けて大阪ガスのエネルギー事業部北東部エネルギー営業部と共同開発した「BCP(事業継続計画)エネルギーリスク分析スキーム」を使って計画停電や電力使用制限令による工場の生産シフト変更や停止など、緊急時のエネルギーリスクが企業経営に及ぼす影響について独自に開発した評価指標を使って企業経営への影響度を数値化する。

想定される金額的な影響について算定、エネルギーリスクの「見える化」することで、事業継続計画をはじめとした企業経営と整合性のあるエネルギー戦略の策定を支援する。

《レスポンス編集部》

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