BMW、PSAとのハイブリッド合弁を解消か

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2011年3月、ジュネーブで会見を行ったライトフォーファーBMW会長と、ヴァランPSAプジョー・シトロエン会長
2011年3月、ジュネーブで会見を行ったライトフォーファーBMW会長と、ヴァランPSAプジョー・シトロエン会長 全 5 枚 拡大写真

2011年3月、BMWグループとPSAプジョーシトロエンが立ち上げたハイブリッドシステムを開発・生産する合弁会社。この合弁事業が、早くも解消される可能性が出てきた。

これは10日、『ブルームバーグ』が報じたもの。同メディアの電話インタビューに応じたBMWグループの広報担当、Micaela Sandstede氏は、「PSAとの間で、合弁事業の解消に関して協議している」と明かし、さらに「合弁事業の従業員をBMWが引き取るかどうかは、決定していない」と話したという。

2011年3月の発表時点では、BMWグループとPSAは1億ユーロを投資して、合弁会社の「BMWプジョー・シトロエン・エレクトリフィケーション」を設立。ドイツ・ミュンヘンとフランス・ミュルーズの2拠点で、ハイブリッドシステムの開発や生産に関する事業を共同展開するとしていた。

また、研究開発機能はミュンヘン周辺に集約し、従業員は2011年末までに400人を雇用。生産はミュルーズで2014年から行い、250人を雇用する計画だった。

果たしてBMWとPSAは、ハイブリッドの合弁事業解消へと至るのか。同メディアによると、現時点でPSAからのコメントは得られていないという。

《森脇稔》

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