世界初のEVリムジン、米国で誕生…ベースは 日産 リーフ

エコカー EV
米国のインペリアルコーチビルダーズ社が開発した日産リーフのリムジン
米国のインペリアルコーチビルダーズ社が開発した日産リーフのリムジン 全 6 枚 拡大写真

日産自動車が2010年末、日米市場で発売した新型EV、『リーフ』。同車をベースにした世界初のEVリムジンが、リムジンの本場、米国で誕生した。

これは、米国ミズーリ州に本拠を置くリムジン製造大手、インペリアルコーチビルダーズ社が開発したもの。リーフのホイールベースを約1220mm延長して、約3920mmに。そして、この部分に対面式リアシートを設け、乗車定員8名のリムジンを完成させたのだ。全長は5.6m超となる。

同社は、米国のリムジン運行会社、BTVトランスポーテーション&ソリューションズに、このリーフリムジンを納入する予定。リムジンの世界にも、ゼロエミッション車が進出する形だ。

インペリアルコーチビルダーズ社によると、EVリムジンは世界で初めて。同社は、「1回の充電で最大160km走行できる。空港への送迎などに最適」とアピールしている。

《森脇稔》

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