日産 セレナハイブリッドのカタログ燃費は15.2km/リットル

自動車 ニューモデル 新型車
日産セレナS-HYBRID
日産セレナS-HYBRID 全 6 枚 拡大写真

日産自動車は、8月に予定しているミニバン『セレナ』の一部改良を機に、S-HYBRID(スマートシンプルハイブリッド)と名付けたエンジンアシスト機能を追加し、ホンダ『ステップワゴン』に譲ったミニバン燃費ナンバーワンの座を奪還するという。

セレナの商品企画責任者を務める角智彰氏は「室内の広さ、使い勝手の良さ、そしてクラストップの燃費、この3つがこのセレナが今選ばれている大きな理由」とした上で、「今回のマイナーチェンジでは、このクラストップの燃費をさらに強化したいと考えた」と語る。

今回新たに追加されるS-HYBRIDは「アイドリングストップの頻度をあげるとともにアイドリングストップしている時間を長くすることによって燃費の改善を図る。それと同時に電気に余力があれば発進時にモーターがアシストするシステムになっている」という。

このため「(現行セレナのアイドリングストップシステムで使っている)ECOモーターの容量をアップして回生できる電気の量を増やすとともに、発進時にアシストする補助動力機としても使う。あわせてエンジンルーム内に鉛のサブバッテリーを追加して、回生したエネルギーをたくさん貯められる構成にした」としている。

この結果、「燃費値はJC08モードで15.2km/リットルになる。今ステップワゴンの燃費がミニバンでトップだが、セレナがもう一度奪還する。この15.2km/リットルという燃費値は平成27年度(2015年度)の燃費基準プラス20%を実現しているので、(エコカー減税の対象となり)自動車税、取得税が免税になる。この2リッタークラスの3列ミニバンでの免税は、セレナが唯一のモデルになる」と角氏は強調した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る