トヨタ紡織、スポーツシートが市販車に初搭載
自動車 ビジネス
企業動向

TBスポーツシートは、最適な座圧分散で身体全体をバランスよくホールドし、コーナリング時に激しい重力がかかる肩・腰・膝をしっかり支えるサポート形状とあわせて、身体の軸がぶれることなく運転姿勢を保持する。剛性とソフトな触感を両立した新感覚のホールド性能に加え、ステアリングやマニュアルシフト操作時にひじの動きを妨げないようシート形状を工夫することで、運転操作性も確保している。
同社は2008年よりスポーツシートの開発に着手。2011年のニュルブルクリンク24時間耐久レースにGAZOO Racingから参戦したレクサス『LFA』のレース専用シートを皮切りに、トヨタ『86』などの小型FRスポーツカー向けシートを製品化するなど、クルマと一体となった走りを体感できる独自の乗り心地理論を追求してきた。
《纐纈敏也@DAYS》