【日産 ノート 新型発表】毎日使える新技術

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日産 ノート
日産 ノート 全 6 枚 拡大写真

日産自動車が公開した次期型『ノート』は、ユーザーのくらしの中で、もっとも使いやすいクルマを目指し、コンパクトカーのさらなる可能性を追求したモデルた。

「乗ってもらわないと本当のクルマのバランスの良さや魅力はわかりにくいですが、1.2リッタースーパーチャージャーエンジンや、いまの時代の環境にやさしい、資源を無駄遣いしない、という凄くバランスの良いクルマが出来ました」とは、商品企画本部商品企画室チーフプロダクトスペシャリストの水口美絵さんの弁。

「日産は『リーフ』や『GT-R』以外に、ベーシックカーにも新技術を使います。つまり“毎日使える新技術”なのです」と話す。

その一例はアラウンドビューモニターだ。「コンパクトカーに必要かという議論はありましたが、これは一度使ってみると、なくなってしまっては不便になります。私としては第2のインテリジェントキーのようなものです」という。「スーパーチャージャーのハイテクノロジーもそうですが、それらの新技術は毎日使ったときにいきてくるものばかりなのです」と強調する。

現行モデルと比較し重要視したのは、「広さ、乗り心地、音振です。これらは現行モデルを凌駕しています。同時に燃費は向上しているのです」。その燃費はJC08モードで25.2km/リットル。装備がついて重くなったモデルでも24km/リットルだ。水口さんは、「この数値は通常のドライバーであれば達成可能です」とし、ここでも新技術が毎日の使用にいかされた。

最後に、新型ノートのキーワードのひとつに“気持ちが良い”というものがあるという。「気持ちよく走れるのに燃費が良い。そして、室内が気持ちよく広い。ストレスフリーなどいろいろ気持ちよさの表現はありますが、とにかく気持ちの良いナイスバランスなクルマが出来ました」とその完成度に自信を見せた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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