超小型車への異業種参入…豊田自工会会長「フェアな環境が大事」
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ただ、豊田会長は「自動車業界としては新規に入られる方に対してのオープンでフェアな環境づくりというのは非常に大事だというのが、大前提」としながらも、「しかしながら既存の自動車会社は安全面、品質面で相当多くの投資もしており、かつそれに対する責任も大変大きくのしかかっている。そういう意味で、(実際に参入するには)ハードルは高くなると思う」とも指摘した。
また「使い方もある程度、皆さんで議論していく必要性はあると思っている。超小型車が一番良い使い勝手、一番良い使われ方というものはどういうものなのかをオープンにフェアに議論することを期待をしている」と、超小型車の規格策定に際してはユーザー視点からの配慮も必要との考えも示した。
《小松哲也》