フィアット、イタリア主力工場を一時生産停止へ
自動車 ビジネス
企業動向

これは18日、フィアットが発表したもの。イタリアのポミリアーノ工場の生産を、一時的に停止することが告げられたのだ。同工場では現在、新型『パンダ』などを生産中。
フィアットによると、生産の停止は、通常の夏季休暇を延長する形で実施。同工場では、夏季休暇に続けて、8月20日から31日までの約2週間、工場の稼働を見合わせる。
欧州の2012年上半期(1‐6月)の乗用車新車販売は、前年同期比6.3%のマイナス。イタリア国内では19.7%減となっており、6月単月では前年同月比24.4%の大幅マイナスだ。
フィアットは、「今後数か月、需要を見極める必要がある」と説明している。
《森脇稔》