メルセデスベンツ日本から発売が開始された、新型『GLK』は新世代3.5リットルエンジンを搭載し、クラストップレベルの動力性能と環境性能を誇っている。
「実際に乗ってみると、乗り心地は乗用車並みの快適さを保ちつつ、オフロードやコーナリング時、雨天時には、4MATICが発揮され、その強さがよくわかります」とは、同社商品企画・マーケティング部の江上浩史さんの弁。
「日常で使ってもらうときに、目線の高さやコンパクトなボディサイズ、そして、最小回転半径はクラストップレベルなので、街中での取り回しが非常に良いというところが、大きな特徴だと思います」といい、多くのユーザーが都会で使用していることも、この取り回しのしやすさに一因があるという。
また、今回はエンジンが3.5リットルになりパワーも306ps(従来比+75ps)、トルクは370Nm(従来比+70Nm)となった。「エンジンはかなりグレードアップしています。その上燃費性能は30%以上向上しているのです」とその出来に自信を見せる。見込値だと前置きをするが、「先代モデルが9km/L前後に対して、12km/L前後です。3リッターから3.5リッターにグレードアップしているにもかかわらず、燃費性能、環境性能が向上しているということは、逆にエンジン排気量をアップしたデメリットが無いということです」。
江上さんは最後に、「メルセデスのコンパクトモデルの中で、4MATICモデルは現在ニーズなどの関係でGLK以外ラインナップにありません。ぜひ『Cクラス』や他のコンパクトセダンやステーションワゴンで、4MATICを好まれる方はGLKを検討してもらいたいです」とし、「ラゲッジスペースも申し分ないので、本当に都市部での取り回しは必要にして十分です」と語った。