メルセデス・ベンツ日本は、プレミアムSUV『Mクラス』を7年ぶりにフルモデルチェンジし、販売を開始した。
今回のモデルチェンジに伴い、「最新世代のパワートレーンを採用しました」というのは同社商品企画・マーケティング部の江上浩史さん。「ガソリンエンジンは、350のブルーダイレクト(直噴)エンジンで他モデルにも採用していますが、マネージメント系はMクラス専用です」とする。その3.5リットルV6直噴ガソリンエンジンの最高出力は306ps(従来比+34ps)、最大トルクは370Nm(従来比+20Nm)である。
さらにブルーテックのクリーンディーゼルも最新のマネージメントを加えて新たになり、3リットルV6直噴ターボディーゼルエンジンは最高出力258ps(従来比+47ps)、最大トルクは620Nm (従来比+80Nm)。また、『ML63AMG』は5.5リットルの最新のAMGエンジンに変更された。
Mクラスのユーザーは、「都市部だけではなく、全国レベル、まさに北海道から九州まで、雪道から砂浜、山道や悪路を走る方々まで、多くのユーザーに受け入れられています」とし、「SUVのオールラウンダー的な中核モデルをこのMクラスが担っています」と語った。