ヤマハ発動機、静岡県内の事業拠点を本社に集約…マリン事業などを強化

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ヤマハ発動機のスポーツクルーザー、ナイトロ
ヤマハ発動機のスポーツクルーザー、ナイトロ 全 2 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、マリン事業、SPV事業を主体とした静岡県内の事業拠点を、磐田本社に集約・再配置することを決定した。

具体的には、ME(マリンエンジン)事業の部品加工を、浜松マリン事業所から磐田本社に移転。WV(ウォーター・ビークル)事業のエンジン組立・部品加工を、倉松工場から磐田南工場・磐田本社に移転する。マリン事業関連の部品加工を磐田本社に集約することで、事業効率の向上を図る。なお国内生産体制は、当初目標の(12工場・25ユニット体制→7工場・14ユニット体制)から「6工場・13ユニット体制」へと、さらに再編が進む。

また、湖西市・浜松市に分散しているマリン3事業(ME・WV・ボート)の販売・開発・管理部門、ならびに海外市場開拓事業部を磐田本社に移転する。マリン3事業を本社に集約することで、総合マリンビジネス視点での事業規模拡大、シナジー最大化によるエリアマーケティング強化と需要創造をさらに推し進め、売上高3000億円を目指す。

また、新成長分野と位置づけるSPV(スマート・パワー・ビークル)事業も、ヤマハモーターエレクトロニクス(周智郡森町)から開発・品質保証部門を磐田本社に移転。開発部門をより強化し、事業拡大を目指す。

なお、今回の再配置に伴う移転は2013年から順次開始、費用は概算で70億円を予定している。

《纐纈敏也@DAYS》

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