南米ブラジル市場で、トップシェアを誇るフォルクスワーゲン。同社のブラジル主力コンパクトカーに、大幅改良が施された。
これは、フォルクスワーゲンのブラジル現地法人が発表したもの。『ゴル』(GOL)の2013年モデルがアナウンスされている。
ここでいうゴルとは、『ゴルフ』とは異なるモデル。ゴルはブラジル市場において、20年以上に渡りベストセラー車に君臨する人気車だ。現行モデルは、2008年7月に発表。デビュー以来、初の大幅改良を受けて登場したのが、2013年モデルだ。
2013年モデルのハイライトが、フロントマスクの一新。グリルやヘッドライトを新デザインとし、『ポロ』を思わせる最新フォルクスワーゲン顔にアップデートされた。リアは、バンパーやテールランプの変更で、新鮮さを醸し出す。
搭載エンジンは、ブラジルならではのフレックス燃料に引き続き対応。ガソリンだけでなく、ガソリンとエタノールの混合燃料でも走行できるのが特徴だ。排気量は1.0リットルと1.6リットル。環境性能を追求した「ブルーモーション」仕様も設定されている。