日産田川執行役員、国内販売「下期の新車効果でシェアを伸ばす」

自動車 ビジネス 企業動向
日産『ノート』披露会
日産『ノート』披露会 全 2 枚 拡大写真

日産自動車は7月26日、2012年度第1四半期決算を発表した。その席上、田川丈二執行役員は国内市場について、「7月までの販売は確かにいいが、60%以上の伸びというのは普通ではない。補助金がなくなった下期以降大きく落ちる可能性がある」と述べた。

日産は第1四半期の国内販売台数を前年同期比19.5%増の14万1000台だったものの、シェアは11.2%と4ポイントも落とした。これは他社が補助金を狙って大攻勢をかけた結果といえるが、それにしても4ポイントも落としたのは異常だ。裏を返せば、日産にはそれだけ魅力的な車がなかったため、ということになる。

「第1四半期に『シーマ』や『キャラバン』を出したけれども、その効果は第2四半期以降に現れてくる。それにこれから『ノート』をはじめ、『ティーダラティオ』『シルフィ』などの新車がたくさん出てくる。そうすれば、昨年のようにシェアを伸ばしていけるのではないかと期待している」と田川執行役員は話した。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る