7月の日産米国新車販売、アルティマ 新型が牽引
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日産ブランドは、前年同月比12.3%増の8万6722台を販売。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が新型を発売した効果で、前年同月比24.7%増の2万6602台と、2か月連続で増加した。『ヴァーサ』(日本名:『ティーダ』)は39%増の7451台、『セントラ』も13.3%増の9888台と売れた。
ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』が7月としては過去最高の1万3193台を販売し、前年同月比は17.2%増を記録。小型ピックアップトラックの『フロンティア』も、前年同月比16.1%増の5611台と支持を集める。
インフィニティブランドでは、主力の『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)が、前年同月比88.8%増の6078台。7月の販売記録を更新した。新型クロスオーバーの『JX』は1999台と、6月の2428台、5月の2678台に続いて良好な立ち上がりを示す。
日産の2012年1-7月米国新車販売は、前年同期比14.7%増の67万6062台。北米日産のアル・キャスティグネッティ副社長は、「本格販売が始まった新型アルティマが、日産ブランドの乗用車部門の7月新記録の原動力になった」とコメントしている。
《森脇稔》