スズキ、インド工場の影響不明で通期予想は変えず

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マルチ・スズキのマネサール工場
マルチ・スズキのマネサール工場 全 3 枚 拡大写真

スズキが8月2日に発表した2013年3月期の第1四半期(4-6月期)連結決算は、国内4輪車販売が前年同期に比べて52%増となるなど4輪事業の好調により、営業利益は39.4%増の356億円となった。

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前期が東日本大震災の影響で落ち込んだのに加え、今期はエコカー補助金の効果もあって国内は大幅な販売増となった。4輪の世界販売は13%増の67万4000台だった。
2輪事業は欧州や東南アジアの不振により、35億円の営業赤字となったものの、4輪事業の営業利益は第1四半期としては過去最高だった。純利益は30.6%増の245億円。

暴動によって生産が停止しているインド・マネサール工場の影響は、「現時点では織り込めず、業績予想の修正が必要になった時点で公表する」(鈴木俊宏副社長)としている。通期予想の営業利益は1200億円(前期比1%増)。2輪の世界販売は期初時点より約36万台下方修正の約270万台(4%増)とした。

《池原照雄》

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