フィアット第2四半期決算…純利益は71%の大幅減

自動車 ビジネス 海外マーケット
フィアット500
フィアット500 全 2 枚 拡大写真

イタリアの自動車大手、フィアットグループは7月31日、2012年第2四半期(4‐6月)の決算を明らかにした。

【画像全2枚】

同社の発表によると、売上高は215億2400万ユーロ(約2兆0675億円)。2011年6月以降、米国クライスラーグループが連結対象に含まれたこともあり、前年実績に対して1.6倍と大幅に増加した。

また純利益は、3億5800万ユーロ(約345億円)。欧州市場でのフィアットの販売不振が響いて、前年同期の12億3700万ユーロに対して、71%もの大幅な減益となった。

2012年第2四半期の世界新車販売台数(LCV含む)は、クライスラーグループと合わせて、110万2000台。前年同期比は、49%増と大きく伸びた。フィアットグループは、「欧州での販売環境は厳しい。しかし、2012年の通期見通しは変わらない」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  4. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る