NTTレゾナントは6日、企業向けSaaS型グループウェアサービス「ビジネスgoo」において、BYOD(Bring Your Own Device)対応を強化したアプリ「ビジネスgoo for BYODβ版」の実証実験を開始した。
「ビジネスgoo for BYODβ版」は、個人所有のスマートデバイスから、「ビジネスgoo」をより安心安全に利用できるアプリ。ダウンロードしたファイルに関しては暗号化された状態で端末に保存されるため、オフラインでの利用が可能(利用開始時の認証を除く)で、スマートデバイス内のビジネス領域とプライベート領域を分離し、ビジネス領域のみを管理することによりプライバシーにも配慮。ビジネス領域の遠隔からの削除(リモートワイプ)により、端末紛失時の情報漏洩を防ぐことができ、スマートデバイスの画面向けに最適化したユーザー・インターフェイスにより、快適な操作性も実現しているという。
利用には、同アプリをGoogle Play上からダウンロードする必要がある。実験期間は8月6日~11月末の予定で、この期間中は無料で利用できる。ただし、別途「ビジネスgoo」の申込は必要。今後は、同実証実験で得られた結果をもとにサービス内容の改善を行い、商用化を検討していくとのこと。