7月の日産の欧州新車販売、2か月ぶりのマイナス

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欧州日産は8日、7月の欧州市場における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は5万3323台。前年同月比は3.2%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

市場別では、東欧が好調。7月は1万4540台を販売し、前年同月比は15.3%増と伸びた。東欧での販売が伸びた効果で、欧州全体における7月の市場シェアは、3.9%を確保する。

車種別では、英国サンダーランド工場で生産されるクロスオーバー、『ジューク』が人気。7月は前年同月比13.8%増の伸びを示す。同じく英国製の『ノート』や、スペイン製の商用車、『NV200』(日本名:『NV200バネット』)も堅調だ。

欧州日産の2012年1-7月の累計新車販売台数は、41万9655台。前年同期比は3.9%増と、欧州市場全体の減速傾向の中、プラスを維持した。

欧州日産のGuillaume Cartier販売担当副社長は、「欧州のいくつかの国では困難な市場環境にあるが、日産車は確実な支持を得ている」と述べている。

《森脇稔》

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