星出宇宙飛行士のテーマソング、配信開始

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星出宇宙飛行士と河口恭吾
星出宇宙飛行士と河口恭吾 全 6 枚 拡大写真

 ミラクル・バス社、及びotoco社は8日、国際宇宙船(ISS)へ長期滞在中の星出彰彦宇宙飛行士の“ミッションテーマソング”「あぁ無重力 ココロがはずむ」(歌・河口恭吾)の配信を開始した。

 「あぁ無重力 ココロがはずむ」は、JAXAが広報活動として新たな企画を応募し、提案した博報堂が“テーマソング”を制作した。以前より宇宙に興味を抱いていた河口恭吾が企画に賛同したことをきっかけに制作がスタートし、“星出宇宙飛行士と歌手・河口恭吾”という初の組み合わせが実現。星出宇宙飛行士と河口恭吾の『宇宙』に対する熱い想いが詰まった1曲に仕上がった。

 以前から宇宙に興味を抱いていたという河口恭吾も、『宇宙』をテーマに曲作りをしたのは今回が初めて。初めてのテーマに挑む作詞の際に大切にしたのは“星出さんの想い”だという。星出宇宙飛行士がチームワークを大切にしていることから、「どんなにはなれても帰る場所はただ一つ」、「ありがとう みんなのチカラさ」という歌詞が生まれたとのことだ。

 また、“宇宙は特別なことではない”、“宇宙に親しみを持って欲しい”という星出宇宙飛行士の想いを受け取り、「ロケットでひとっ飛び いつか誰もが宇宙へ」、「おいでよ 君をまっている」というフレーズが生まれた。さらに、“星出ミッションテーマソング”にふさわしく、「メダカの学校も今じゃ宇宙にあるから」、「さかさまにうかんでこなすよミッション 今日15回目の朝焼けがまぶしい」など、星出宇宙飛行士のミッションとリンクした宇宙の風景が、親しみやすい表現で鮮明に描かれており、全体を通して前向きで印象的な歌詞となっている。

 一方で、曲調はすぐに覚えられる優しく温かいものに。河口恭吾も「子供たちにも口ずさんでほしいから、親しみやすい曲調にしました。“宇宙ソングジャズ風”です。」とコメントしている。

 星出宇宙飛行士もこの曲について、「今回のミッション内容を上手にまとめた詞で、曲は思わず踊りだしたくなるミディアムテンポのジャズ風。最後のコーラスもいいですね。ロケットに搭乗して打ち上げを待っている時にもかけてもらいましたが、とても心地よく打ち上げを待つことができました。ISSでもこの曲を聴くたびに気がつくと体でリズムを取ってます(笑)。みなさんもこの曲を聴いて宇宙を身近に感じてくれたらうれしいですね」と、宇宙でもこの曲を気に入って聴いている様子を語る。

 “星出ミッションテーマソング”「あぁ無重力 ココロがはずむ」は、「これからみんなが宇宙に行く時代がやってくる。宇宙はもっと身近なものになる」という星出宇宙飛行士の考えに河口恭吾が共感し、「多くの人が宇宙に興味を持つきっかけになれれば」という想いを込めて制作した。星出宇宙飛行士は、7月から約4ヵ月間ISSに滞在。滞在中は小型衛星放出ミッションとメダカの飼育実験などを行う予定。

 同曲はJAXAのHPで試聴が可能。星出飛行士はISSから、河口恭吾は音楽で“宇宙”を伝えていく。

音楽で宇宙を伝える……星出宇宙飛行士の“ミッションテーマソング”「あぁ無重力 ココロがはずむ」配信開始

《関口賢@RBB TODAY》

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