フォード C-MAX PHV、EVモードで137km/h…市販PHV最速

エコカー ハイブリッド
フォード・C-MAXエナジー
フォード・C-MAXエナジー 全 2 枚 拡大写真
フォードモーターが今秋、同社初のプラグインハイブリッド車(PHV)として、米国市場で発売する『C-MAXエナジー』。同車のEVモードの性能が公表され、トヨタ『プリウスPHV』を上回る性能が明らかになった。

C-MAXエナジーは2012年1月、デトロイトモーターショー12で初公開。『C-MAX』はもともと、欧州向けに開発された2列シート、5名乗りの小型MPVで、プラットフォームは『フォーカス』がベースだ。3列シート、7名乗り仕様は『グランドC-MAX』を名乗る。フォードモーターは2011年、消費者の小型車シフトに対応して、米国市場へC-MAXを投入している。

そのプラグインハイブリッド版として開発されたのが、C-MAXエナジー。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。トータル出力は195ps。二次電池は、リチウムイオンバッテリーだ。

フォードモーターは8月7日、C-MAXエナジーのEVモード性能を公表。EVモードでは、最高速85マイル/h(約137km/h)で走行できることがアナウンスされた。

フォードモーターによると、このEVモード時の最高速は、市販PHVとしては最速。トヨタプリウスPHVを20マイル/h(約32km/h)以上、上回るという。

また、EVモードでの最大航続可能距離は、20マイル(約32km)以上。ガソリンエンジンを併用した際には、最大で550マイル(約885km)の走行を可能にしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  3. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る