EV用充電ステーション、北米で410万か所に…2017年予測

エコカー EV
シボレー・ボルト用の充電器
シボレー・ボルト用の充電器 全 2 枚 拡大写真

EVが走行するのに欠かせないのが充電ステーション。この充電ステーションが近い将来、北米で飛躍的に増えるとの予測がまとまった。

【画像全2枚】

これは米国の調査会社、FROST&SULLIVANが公表したもの。同社の予想によると、2017年までに、北米における充電ステーションの拠点数は、410万か所まで増える見通しだという。

現在、米国内には約1万の充電ステーションがある。これは一般家庭や企業所有の充電装置は含まない、公共充電ステーションの数だ。5年後には、個人や企業所有分も含めて、カナダとメキシコを含む北米で、この充電ステーションが飛躍的に増えるとの予測である。

同社は410万か所のうち、全体の87%にあたる350万か所は、個人の住宅に設置される充電装置になると予想。これはEVの多くが、夜間に充電を行うためだという。

米国オバマ政権は2012年3月、2022年までに、米国企業が世界に通用する5名乗りの普及価格EVを量産できる体制を整えることを柱とした「EV-Everywhere」プランを発表。EVの普及に伴って、北米では各家庭に充電設備が当たり前の時代が到来しそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産の大型SUV『パトロール』、2027年に日本発売へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ダイハツの次期『コペン』は後輪駆動に!JMSでの発表に、SNSでは「疲れ吹っ飛んだぜ」「可愛らしいのも良い」と絶賛
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る