落下物を避けようとして急ハンドル、連続衝突で4人が死傷

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8日午前6時50分ごろ、岐阜県高山市内の東海北陸自動車道下り線を走行中の乗用車が路外に逸脱。左右のガードレールに衝突する事故が起きた。この事故で後部座席に同乗の2人が死傷。運転者を含む前席の2人が軽傷を負っている。

岐阜県警・高速隊によると、現場は高山市荘川町野々俣付近で片側1車線の緩やかなカーブ。乗用車は路上に落ちていた布状のシートを避けようと急ハンドルを切った結果として路外に逸脱。道路左側のガードレールと、中央分離帯のガードレールに連続衝突した。

クルマは中破。この事故で後部座席に同乗していた2人が車外に投げ出され、18歳の男性が全身強打でまもなく死亡。17歳の男性が意識不明の重体となった。クルマを運転していた愛知県名古屋市港区内に在住する20歳の男性と、助手席に同乗していた20歳の男性は打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

警察では運転していた男性から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞いているが、調べに対しては「落ちていたシートを踏まないようにハンドルを切った」などと供述しているようだ。警察では死傷した後席2人のシートベルト着用状況についても調べを進めている。

《石田真一》

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