ウィットマーシュ「V6ターボとV8の混走は望ましくない」
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「非現実的なアイデアとまでは思わないが、F1の魅力は損なうことになるだろう。F1は過去に異種エンジンによる混走レースを経験している。ターボと自然吸気が混在した1988年のことだ。正直、トップフォーミュラのあるべき姿ではなかったよね」
仮にV8の継続使用を認めるなら、V6をやや優遇するようにルールで調整すべきというのがウィットマーシュの見解だ。
「もしもやるのであれば、新しく作る方のターボエンジンがNAより有利になるように工夫すべきだが、そうなるとフォーミュラは事実上の二層構造となり、レースとしての楽しみは損なわれるだろう」
前回F1エンジンのレギュレーションが大幅変更されれた2006年には、トーロロッソに対して既存V10エンジンの性能制限版の使用が許され、残りのチームは新型V8に予定通り換装した実例がある。
《編集部》