【パイクスピーク12】三菱、クラッシュ乗り越え2位「結果残せてよかった」…増岡選手
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初参戦で勝利することができなかったものの、新型車両開発に向けて貴重なデータを収集することができたとした。
また、Mitsubishi iで電気自動車クラスに出場したベッキー・ゴードン選手は6位完走を果たし、EVの市販車がガソリン車と同等な走行性能であること、厳しい環境下での耐久性の高さを実証した。このレースで得られたデータやノウハウは、今後の市販車開発に活かしていく。
レースを振り返り、監督兼ドライバーの増岡選手は、「走行条件が厳しいパイクスピークに初挑戦し、今回は2位に終わり優勝は逃しましたが、i-MiEV市販車と同じモーター、電池を搭載し、レースで全力を尽くせたことに大変満足しています。練習走行では私のミスで初日にコースアウトしてマシンにダメージを負いましたが、チームのスタッフたちの懸命の修復作業によって完璧な状態に直りました。今回の参戦は多くの皆様にご支援頂いているので、今回結果を残す事ができて良かったと思います」とコメントした。
Mitsubishi iをドライブしたゴードン選手は「この厳しいレースで2台のマシンが揃ってフィニッシュできたことを嬉しく思います。Mitsubishi iはスタートからフィニッシュまで、まったく変わらぬ力強さで急坂を上り続けました。とても楽しく走ることができ、また電気自動車の大きな可能性を実感した素晴らしいチャレンジでした」と、レースを振り返った。
《土屋篤司》