アロンソの選手権リードは雨のおかげ?

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)(2012年ドイツGP)
フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)(2012年ドイツGP) 全 3 枚 拡大写真

フェラーリのパット・フライが、40ポイントのタイトルリードは雨によるウェット路面に助けられたことを認めている。F2012とアロンソの大活躍とは裏腹に、フェラーリのドライ路面でのペースはまだ十分ではないというのだ。

【画像全3枚】

マレーシアとドイツGPでフェラーリは雨の恩恵に浴しているが、ドイツの場合は予選が雨、レースはオールドライなので記録上はドライでの優勝ということになる。アロンソのパフォーマンスをより正確に表しているのは、予選、レースともドライで5位となったハンガリーGPだ。

「マレーシアGPが完全なドライだったら、勝敗は違った結末になっていたでしょう。ここまでの勝利が天候に助けられたという事実は隠しても仕方ないと思います。ドライの予選でフェラーリは最速と言えるのか? 残念ながら今は最速ではありませんが、最近2回のウェットセッション(シルバーストーンとホッケンハイムでアロンソがポール)の方が元気でしたね」

開幕以来F2012は、約1.5秒ほど速くなったとフライは見積もる一方で、ドライでのライバルとの差は0.1秒とか0.2秒どころではないということだ。休み明けベルギーGPで投入するアップグレードの重要性をフライは強調するが、その一方でウェットでの速さは単なる幸運ではないと語る。

「確かに天候そのものは運ですが、条件は誰にも平等であったことを指摘したいです。全員が雨の中を走らされて、その中から私たちが最高の結果を出したということですから」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. 北米三菱自動車、製造物責任訴訟の控訴審で逆転勝訴…一審判決を破棄差戻し
  3. スズキは『モンスターハンター』とコラボ!『ジムニーノマド』&『DR-Z4S』カスタムほか、計9台を出展…東京オートサロン2026
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. ホンダ『シビック e:HEV』に「RS」登場! HRCバージョンの「タイプR」も初公開へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る