マイバッハ、10年の歴史に幕…米国

自動車 ビジネス 企業動向
現行マイバッハ
現行マイバッハ 全 3 枚 拡大写真

メルセデスベンツの超高級車ブランド、マイバッハ。ブランド廃止が囁かれる中、米国では2012年モデルをもって、導入が中止されることが分かった。

これは、メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAが公表した2013年モデルの価格表から判明したもの。マイバッハの2013年モデルの価格欄には、「Discontinued」(中止)と記され、2012年モデルを最後に、米国ではマイバッハの導入が中止されることが明らかにされている。

米国仕様のマイバッハは、標準ボディの「57」とそのスポーツ仕様の「57S」、ロングボディの「62」と「62S」、そしてオープン仕様の「ランドレー」の5グレードで構成。2002年に復活を果たしたマイバッハだが、米国では10年でその歴史に幕を下ろすことになった。

マイバッハに関しては、ダイムラーが次期モデルをアストンマーチンと共同開発する方向で協議を進め、開発コストを抑制する狙いだったが、この協議が破談。ブランド廃止や、メルセデスベンツ次期『Sクラス』の最上級グレードとして生き残るなど、諸説が報じられている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  2. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  3. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  4. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  5. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る