存続が危ぶまれる超高級車、マイバッハ[写真蔵]

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マイバッハ 全 30 枚 拡大写真

メルセデスベンツの超高級車ブランド「マイバッハ」が、2012年モデルで米国への導入を終了する。

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マイバッハに関しては、親会社であるダイムラーが次期モデルをアストンマーチンと共同開発する方向で協議を進め、開発コストを抑制する狙いだったが、この協議が破談。ブランド廃止や、メルセデスベンツ次期『Sクラス』の最上級グレードとして生き残るなど、諸説が報じられている。

第二次大戦前の超高級車ブランドを蘇らせ、豪華さと快適性において新たな次元に到達させたというマイバッハ。ドイツはシンデルフィンゲンの工場から出荷された車両が「クイーン・エリザベスII世」号で大西洋を横断し、マンハッタンの桟橋からヘリコプターでウォール街の発表会場まで運ばれるというバブリーな演出でマイバッハがその姿を現したのはちょうど10年前。その復活の歴史は短かった。

《レスポンス編集部》

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