7月のシュコダ世界新車販売、117年の歴史で過去最高

自動車 ビジネス 海外マーケット
シュコダ・オクタビア
シュコダ・オクタビア 全 4 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダオート(以下、シュコダ)は8月23日、7月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は7月としては、同社の117年の歴史で過去最高の7万2600台。前年同月比は6%増だった。

市場別では、西欧が信用不安にもかかわらず、一部市場で好調。西欧全体の7月実績は、前年同月比7.1%減の2万5300台だったが、英国は20%増、デンマークは24.7%増、ベルギーは8.2%増、ノルウェーは6.6%増、フランスは6.2%増と伸びている。

また、中国は前年同月比6.6%増の1万9000台と堅調。インドは22.6%増の2800台と伸びた。成長が著しいのはロシア。7月は8700台を売り上げ、前年同月比は42%の大幅増だ。

車種別では、主力の『オクタビア』が前年同月比7.3%増の3万2800台。『ファビア』は19.3%減の1万6900台、『スペルブ』は6.3%減の8300台と後退したものの、『イエティ』が23.8%増の6500台と大きな伸びを示した。

シュコダの2012年1-7月世界新車販売は、前年同期比8.1%増の56万5600台。同社のユルゲン・スタックマン販売&マーケティング担当取締役は、「経済情勢は非常に厳しいにもかかわらず、7月も成長を維持した」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る