アプリのダウンロード意向、スマホ利用開始後4か月で急減

自動車 ニューモデル 新型車
「1か月以内に5個以上無料アプリをダウンロードした人」の割合(スマートフォン利用経過期間別)
「1か月以内に5個以上無料アプリをダウンロードした人」の割合(スマートフォン利用経過期間別) 全 3 枚 拡大写真

 ニールセンは28日、スマートフォン・メディア利用実態調査レポート(2012年6月版)より、スマートフォンユーザーのアプリ利用実態についてまとめた結果を公表した。

 まずスマートフォン利用経過期間ごとに回答者を分け、「1か月以内に5個以上無料アプリをダウンロードした人」の割合をみると、AndroidユーザーとiPhoneユーザーのいずれにおいても、スマートフォンを利用し始めた直後の0~1か月でもっとも割合が高く、その後4か月目までに急減し、その後は比較的横ばいに推移することが判明した。またiPhoneユーザーとAndroidユーザーを比較すると、すべての期間でiPhoneユーザーのほうがAndroidユーザーよりも10~20ポイント程度割合が高く、ダウンロード意向が高い傾向が明らかとなった。

 アプリのダウンロード基準では、OSを問わず「無料のアプリであること」が1位だが、特にAndroidユーザーではiPhoneユーザーより5ポイント高い90%が「無料のアプリであること」を選択の基準としていた。その他、OS間で比較的差が表れたアプリの選択基準としては、Androidユーザーでは「信頼できるマーケット(アプリストア)で公開されていること」がiPhoneユーザーと比較して10ポイント高く、iPhoneユーザーでは「★の数などユーザーの評価が自分のなかの基準を満たしていること」「ランキングで上位にランクされているアプリであること」「ダウンロード件数が多いこと」といった、アプリストア内で示されている情報に関連する項目の回答割合がAndroidユーザーに比べて高かった。

 さらに、ダウンロードするアプリの選択基準の傾向を、性・年代によって見ると、女性は男性と比べてすべての年代が「周りの友達が薦めてくれた」や「周りの友達がすでに利用」といった“友達の評価”に関する項目に偏りが見られた。反対に男性は、“アプリストア内の評価”や“メディアでの評価”を選択基準にする傾向が見られた。年代別では、男女とも若い年代では“友達の評価”や“アプリストア内の評価”といった、いわゆるユーザーの評価を重視し、年齢が高くなるにつれ“アプリストア自体の評価”や“メディアでの評価”に関する項目を重視するように変化した。

アプリのダウンロード意向、スマホ利用開始後4か月で急減……ニールセン調べ

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. ジープ『コンパス』新型の写真公開! アウトドアファンの要望に応える新インテリア
  5. マツダ『CX-5』新型、欧州からデビュー…ラインナップ最量販のクロスオーバーSUV[詳細画像]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る