【モスクワモーターショー12】マツダ アテンザ 新型発表…魂動デザインを表現

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新型マツダ 6 セダン(日本名:アテンザ セダン)
新型マツダ 6 セダン(日本名:アテンザ セダン) 全 10 枚 拡大写真

マツダは8月29日、ロシアで開幕するモスクワモーターショー12において、新型『マツダ6セダン』(日本名:『アテンザセダン』)を初公開する。

新型『アテンザ』は、マツダの新世代技術の「SKYACTIV」と、デザイン言語の「魂動(こどう)- Soul of Motion」を全面採用した同社の新世代商品群の第二弾。マツダがこれまで追求してきた走る歓びを、新次元へと引き上げた新時代のフラッグシップモデルとして登場した。

マツダは2011年12月、東京モーターショー11に、コンセプトカーの『TAKERI』(雄)を出品。このTAKERIの市販版が、新型アテンザだ。新型には、TAKERIのモチーフが色濃く反映されている。

フロントは、新世代マツダデザインのファミリーフェイス、シグネチャーウイングを、彫の深いフェイス造形に組み込む。このシグネチャーウイングから延びるラインは、ボディーサイド全体の動きにまで連続し、フロントグリルから始まるノーズの立体的な造形と相まって、強く前進しようとするボディ全体の動きの表現に連動させる。ヘッドライトには、LED光源とリング状の導光レンズによる発光シグネチャーを、マツダの量産車として初採用した。

サイドには、3本のキャラクターラインを採用。リアのタイヤを起点に前方へ伸びるライン、推進力を感じさせる「腰」を表現するリアフェンダーのライン、俊敏な方向転換をする前肢を支える「肩」を表現するフロントフェンダーのラインの組み合わせにより、「地面をつかむ鋭い跳躍」と「前へ突き進むスピード感」を力強く表現する。

リアは、ウェッジしたボディと強く張り出したリアフェンダー、コンパクトなキャビンの組み合わせ。これにより、安定感あふれるプロポーションを実現。フロントと同様、彫りの深い表情とした。

新型のボディサイズは、全長4865×全幅1840×全高1450mm、ホイールベース2830mm。現行型の日本仕様(全長4735×全幅1795×全高1440mm、ホイールベース2725mm)に対して、130mm長く、45mmワイドで、10mm背が高い。ホイールベースは105mm伸ばされた。

新型アテンザの玉谷 聡チーフデザイナーは、「新型はCDカーとしての様式美や品格を備えつつ、キャビンを後方に引いた動き出しそうな強い骨格やロー&ワイドな強いスタンスによって、生命感ある動きを演出した」と説明。さらに、「野生的で躍動感ある造形をアーティスティックに表現することで、圧倒的な存在感を創出し、見る人、乗る人の気持ちを昂ぶらせ、意のままのドライビングへの期待感をも高めるデザインを完成させた」とコメントしている。

《森脇稔》

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