帝人、アラミド繊維「テクノーラ」をNASA火星探査機の着陸用パラシュートに提供

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超音速パラシュート
超音速パラシュート 全 2 枚 拡大写真

帝人テクノプロダクツは、同社が製造・販売しているパラ系アラミド繊維「テクノーラ」が、昨年11月に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の無人火星探査機「キュリオシティ」と着陸時に使用する超音速パラシュートとをつなぐサスペンション・コード(吊り下げ用のコード)の素材として採用されたと発表した。

【画像全2枚】

キュリオシティは今月6日(日本時間)、火星大気圏への突入後に、このパラシュートで降下しながら2分以内に時速約1450kmから時速約290kmまで減速し、無事火星に着陸した。

超音速パラシュートは、テクノーラ製のサスペンション・コードを80本装着。コードを含めた総重量は約60kg、直径約15m、全長は16階建てのビルに相当し、これまで製造されたパラシュートの中で最大のサイズ、最高の強度のもの。

NASAの計算によると、火星着陸時にパラシュートが受けた重力は9G(地上生活時の重力の9倍)で、80本のテクノーラ製サスペンション・コードが、27トンの重量に耐えたことを意味する。

同コードは、72.5トンの重量に耐える強度を備えており、くわえて寸法安定性、耐熱性など、テクノーラの優れた特性をNASAが高く評価。今回の採用に至った。

《纐纈敏也@DAYS》

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