【モスクワモーターショー12】アウディ R8 が進化…7速Sトロニック採用

自動車 ニューモデル モーターショー
アウディ・R8(モスクワモーターショー12)
アウディ・R8(モスクワモーターショー12) 全 12 枚 拡大写真

アウディは8月29日、ロシアで開幕したモスクワモーターショー12において、大幅改良を施した『R8』を初公開した。

R8は2006年、アウディのスーパーカーとして誕生。今回の改良は、デビュー以来、初となる大がかりな内容だ。外観を中心に、R8がリファインを受けている。

ボディタイプは、クーペとスパイダーの2種類。クーペのエンジンは、4.2リットルV8と5.2リットルV10の2ユニットだ。スパイダーは、5.2リットルV10のみとなる。

新しいR8で目を引くのは、表情だ。フロントには、新デザインのバンパーやLEDヘッドライトを採用。リアに回ると、LEDテールライトや新デザインのディフューザーが新鮮さを醸し出す。内装の変更点は、トリムの改良など最小限にとどめた。

ミッドシップに搭載される直噴ガソリン自然吸気エンジンは、従来通り。クーペ専用の4.2リットルV8は、最大出力430ps、最大トルク43.8kgmを発生。クーペとスパイダーの5.2リットルV10は、最大出力525ps、最大トルク54kgmを引き出す。駆動方式は、フルタイム4WDのクワトロだ。

トランスミッションは、従来の6速「Rトロニック」を、7速デュアルクラッチの「Sトロニック」に変更。これにより、CO2排出量を最大で22g/km削減。0‐100km/h加速も0.03秒短縮するなど、確実な進化を遂げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 雨天・高速走行時の浮き上がりを防ぐ! ダイハツ『エッセ』など4車種用「スポーツエアロワイパーブレード」を発売
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る