フランスの自動車大手、シトロエンは8月29日、ロシアで開幕したモスクワモーターショー12において『C5』の改良モデルを初公開した。
現行C5は2世代目、2008年に発売したミドルクラス車で、ボディタイプは4ドアサルーンとステーションワゴンの「ツアラー」の2タイプ。2008年の発売以来、全世界の累計販売台数は40万台を超えている。
今回、モスクワモーターショー12でワールドプレミアされたC5は、内外装を中心に改良を実施。外観はフロントに、新世代の「シェブロン」グリルを採用し、新鮮さをアピールする。
また、アルミホイールは新デザインに変更。インテリアは一部のデザインが手直しをされ、アップデートが図られた。「eMyWay」と呼ばれるナビゲーションシステムを核とした車載テレマティクスも、新バージョンへ発展した。
シトロエンは「C5はいまだかつてないほど、モダンでエレガントに変身した。強い個性も備える」と説明している。