日立、酸素吹石炭ガス化複合発電実証試験の主要設備を受注

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実証実験システム(酸素吹石炭ガス化複合発電およびCO2分離回収)の概要
実証実験システム(酸素吹石炭ガス化複合発電およびCO2分離回収)の概要 全 2 枚 拡大写真
日立製作所は、酸素吹石炭ガス化複合発電技術の大型実証試験「大崎クールジェンプロジェクト」向けの主要設備、石炭ガス化設備と複合発電設備の受注を大崎クールジェン(OCG)から獲得したと発表した。

石炭ガス化複合発電は、石炭を高温高圧のガス化炉で可燃性ガスに転換し、そのガスを燃料としてガスタービンと蒸気タービンによる複合発電を行う技術。酸素吹石炭ガス化複合発電は、石炭をガス化する際に酸素を使用する方式で、複合発電の高効率化に対応しやすい発電技術とされている。

大崎クールジェンプロジェクトは、中国電力と電源開発が共同出資するOCGが、酸素吹石炭ガス化複合発電技術の実用化をめざし、経済産業省の補助金を得て実施する酸素吹石炭ガス化複合発電技術の大型実証試験。

プロジェクトは2012年から開始し、第1段階として170MW級の実証試験設備を建設し、システムとしての信頼性・経済性・運用性などを検証。第2段階では、最新のCO2分離回収技術の適用試験による検証が計画されている。

《纐纈敏也@DAYS》

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