【F1 ベルギーGP】大波乱のレースを制したのはバトン…可夢偉は13位に沈む

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
優勝したマクラーレンのジェンソン・バトン(2012年ベルギーGP)
優勝したマクラーレンのジェンソン・バトン(2012年ベルギーGP) 全 6 枚 拡大写真

ベルギーGPはスタート直後の1コーナーで発生した多重クラッシュで、タイトルレースのトップ2、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(マクラーレン)がリタイアに追い込まれた。大波乱のレースを制したのは、マクラーレンのジェンソン・バトンだった。

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が2位でフィニッシュした結果、アロンソのタイトルリードは24ポイントに縮小した。3位はロータスのキミ・ライコネンが死守している。

クラッシュはロマン・グロージャン(ロータス)が1コーナーのラソース手前でハミルトンのマクラーレンを幅寄せし、接触。まずこの2台が激しくクラッシュし、続いて前方の集団に激しく突っ込んだ。アロンソとセルジオ・ペレス(ザウバー)もその場でリタイアし、さらにフロントローから出遅れていた小林可夢偉もマシンに大きなダメージを受けて優勝戦線からは完全に脱落してしまう。

バトンは序盤から集団を引き離しにかかり、1ストップストラテジーも見事に的中させ、開幕戦オーストラリアGPから久しぶりの優勝へとつなげた。優勝したバトン以外は、抜きつ抜かれつの激しいバトルが随所で展開されたベルギーGPだった。

1: バトン(マクラーレン) 1:29'08.530
2: ベッテル(レッドブル) +13.624
3: ライコネン(ロータス) +25.334
4: ヒュルケンベルク(フォースインディア) +27.843
5: マッサ(フェラーリ) +29.845
6: ウェーバー(レッドブル) +31.244
7: シューマッハ(メルセデスAMG) +53.374
8: ベルニュ(トーロロッソ) +58.865
9: リチャルド(トーロロッソ) +1'02.982
10: ディレスタ(フォースインディア) +1'03.783

11: ロズベルグ(メルセデスAMG) +1'05.111
12: セナ(ウィリアムズ) +1'1.529
13: 小林(ザウバー) +1'56.119
14: ペトロフ(ケータハム) +1lap
15: グロック(マルシャ) +1lap
16: ピック(マルシャ) +1lap
17: コバライネン(ケータハム) +1lap
18: デラロサ(HRT) +1lap
19: カーティケヤン(HRT) 30
20: マルドナド(ウィリアムズ) 5
21: ペレス(ザウバー) 1
22: アロンソ(フェラーリ) 1
23: ハミルトン(マクラーレン) 1
24: グロージャン(ロータス) 1

Fastest lap: セナ, 1'52.822

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「変形ロボじゃん」可変カウル装備の新型BMW『R 1300 RT』にファン驚愕
  2. 日産『テラノ』が4年ぶり復活!? ブランド初のPHEVクロスオーバーSUV
  3. 「日本仕様もこのままで!」“2つの顔”を持つ新型トヨタ『カローラクロス』にSNS興奮
  4. 自動車7社決算分析、「稼ぐ力」首位はスズキの11%、2位トヨタを上回る[新聞ウォッチ]
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  2. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る