京セラ、3本バスバー電極構造を採用した太陽電池モジュールの特許取得

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京セラ、3本バスバー電極構造を採用した太陽電池モジュール
京セラ、3本バスバー電極構造を採用した太陽電池モジュール 全 2 枚 拡大写真

京セラは、太陽電池の基幹デバイスである太陽電池セルに「3本バスバー電極構造」を採用した太陽電池モジュールについて、国内における特許を取得したことを発表した。

同社が取得した特許は、太陽電池セルの表面にあるバスバー電極を従来の2本から3本にするとともに、バスバー電極およびフィンガー電極の幅と配置を最適化。太陽電池セルの受光面積向上と電極の電気抵抗低減を両立、太陽電池モジュールの高効率化を実現するもの。

京セラは、3本バスバー電極構造を採用した多結晶シリコン型太陽電池セルで世界最高効率を実現。以来、現在に至るまで同社の太陽電池セルにおける主要技術となっている。同社は、今後この特許に該当する電極構造を採用している企業に対して警告などを検討し、知的財産の保護を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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