F1トップチームを悩ませるエントリーフィー値上案

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2012年ベルギーGP
2012年ベルギーGP 全 3 枚 拡大写真

FIAは、F1トップチームをターゲットに来季からのエントリーフィー大幅値上を検討している。

現在交渉中の2013年新コンコルド協定には、F1参戦チームと商業権保持者からFIAに対して支払われる手数料の値上案が含まれているという。信頼すべきソースからの情報によるとFIAが提示した選択肢のひとつに、現行の31万ユーロ程度から、一部チームに対しては数百万ユーロに引き上げる案が盛り込まれているというのだ。現在は、エントリーフィーとメテオ・フランスの天気予報サービスなどの付加サービス費用は別立てで支払われているが、FIAはこれをすべてまとめた金額としたいようだ。

驚くべきは、同提案に50万ユーロの基本料プラス1ポイントあたり7千ユーロという勝てば勝つほど高くなるメカニズムが組み込まれている点だ。昨年末のポイント累計で試算するとトップのレッドブルが650ポイントで500万ユーロ強、0ポイントのHRTやマルシャ、ケータハムは50万ユーロとなる。今のところチーム代表から公式コメントはないが、手数料増額の理由や使途など問い正したいことがたくさんあるというオフレコ発言は伝わってきている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る