ホンダのグローバル主力SUV、『CR-V』。同車の欧州における現地生産が9月6日、スタートした。
これは9月6日、ホンダの英国法人、ホンダオブザUKマニュファクチュアリングリミテッドが発表したもの。英国ウィルシャー州スウィンドン工場において、新型『CR-V』の欧州生産第一号車がラインオフしたのだ。
欧州向けの新型CR-Vは、日本仕様に対して、LEDデイタイムランニングライトや、専用フロントバンパーを採用。大きな違いはエンジンで、日本仕様にはないディーゼルエンジンが用意される。
このディーゼルは、2.2リットル直列4気筒ターボの「i-DTEC」と呼ばれる最新ユニット。最大出力は150ps、最大トルクは35.7kgmと、ディーゼルならではの力強いトルクが特徴だ。
優れた環境性能も、このディーゼルエンジンのメリット。欧州市場で重視されるCO2排出量は、最も低い仕様で153g/kmと、先代比で10%の削減を成し遂げた。
新型CR-Vは、英国では10月に発売される予定。スウィンドン工場では、欧州向けの『シビック』と『フィット』も生産している。