【スズキ 新型ワゴンR 発表】「軽ワゴン」パイオニアの歴史[写真蔵]

自動車 ビジネス 国内マーケット
スズキ ワゴンR。手前から初代、2代目、3代目
スズキ ワゴンR。手前から初代、2代目、3代目 全 18 枚 拡大写真

軽自動車の狭く小さなイメージを払拭し、軽ワゴンという新しいジャンルを生んだエポックメイキングな車がスズキ『ワゴンR』である。

1993年に登場したワゴンRは、背の高いワゴンタイプによる広く快適な居住空間、ワンステップで乗り降りしやすい床面の低さ、視点を高く設定し視認性や開放感を持たせた軽自動車として大ヒットした。

1998年には初のフルモデルチェンジを行い、初代に比べ丸みが増したスタイリングとなった2代目。国内新安全基準に対応しつつ軽量衝撃吸収ボディーを開発し軽量化、内装の質感アップや取り回しの改善、燃費の向上などの改良が施された。1999年には、累計台数100万台を突破した。

2003年原点回帰するかのように、スクエアデザインに戻った3代目が登場。シャーシやサスペンションを刷新し、2代目より更に最小回転半径を小径に、走りも安定性と静粛性を増すことに成功した。また直噴ターボを初搭載。2006年累計販売台数が250万台を超え、翌年にはエアロパーツとアルミホイールを標準装備した『ワゴンRスティングレー』が登場した。

2008年「快適・スタイリッシュ・ワゴンR」をコンセプトに掲げ、4代目ワゴンRが登場、スティングレーも同様にフルモデルチェンジ。ワゴンRの特徴と言える快適な居住空間の確保や乗り降り、運転のしやすさに磨きをかけた。ロングホイールベース化により、室内空間を広げ、リアステップを低くし乗降性を改善。また新開発サスペンションにより操縦安定性能乗り心地も向上させている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る