シティターボからコンテッサまで…スプレンドーレ榛名開催

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
スプレンドーレ榛名開催
スプレンドーレ榛名開催 全 12 枚 拡大写真

9月16日、榛名湖駐車場(群馬県高崎市)をベースとして『スプレンドーレ榛名(旧クラシックラリーミーティング)』が開催された。主催はおもちゃと人形自動車博物館。

今年で10回目を迎えるスプレンドーレ榛名へ参加できる車両は、1989年までに生産された国産、外国車である。そのため、クラシックカーといえども、比較的新しい車両も参加できることがこのイベントの大きな特徴といえるだろう。今回も、200台近い参加車の中には、ユーノス『ロードスター』や、ホンダ『シティターボII』などちょっと懐かしくなるような国産モデルも多くエントリーされている。

午前9時に受付が開始されると、続々と参加車は集まり始め、あっという間に会場を埋め尽くした。受付終了後、10時半から一部の参加車は約50kmのラリーに出発。スタート直後に20mを10秒、続けて30mを10秒で走るタイム競技にチャレンジ。これは、ナビゲーターが時間を読み上げ、そのタイミングで計測ラインを通過するものである。しかし、会場内での計測のためギャラリーが多く、その緊張感からか、ナビとうまくタイミングが合わずに、お互い爆笑しながら次の目的地に向かう微笑ましい光景が何台も見られた。

前述のモデルのように、国産車が多く参加しているのもこのイベントの特徴だ。日本のクラシックカーといえば筆頭にその名前が上げられるであろうトヨタ『2000GT』やホンダ『S800』などはもちろんのこと、スバル『360』や日野『コンテッサ』、トヨタ『86』の先祖ともいえるトヨタ『スプリンタートレノ(TE27)』の姿もあった。

次回のスプレンドーレは10月7日に開催される『スプレンドーレ福島』である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る