全体相場は4日ぶりに反落。
寄り付きは買いが先行。しかし、後場入り後は中国・上海などアジア市場の下落を受け、利益確定の売りに急速に伸び悩む展開。日銀金融政策決定会合を翌日に控え、模様眺め気分が支配的だった。
平均株価は前週末比35円62銭安の9123円77銭と反落。尖閣諸島を巡る中国情勢の緊迫化を受け、関連銘柄への売りが目立った。
自動車株は高安まちまち。
富士重工5円高の666円と続伸。
マツダ、ダイハツ工業、三菱自動車がしっかり。
大手3社はそろって反落。
日産自動車が37円安の701円、ホンダが67円安の2604円と反落。中国市場への依存度の高さから、生産面への悪影響を懸念する見方も出ている。
トヨタ自動車も20円安の3195円と反落。
スズキ、日野自動車がさえない。