インドの大手自動車メーカー、マヒンドラ&マヒンドラは9月19日、米国で初めてとなるテクニカルセンターを、ミシガン州トロイに開設した。
同社は、インド財閥のマヒンドラグループの自動車製造部門として、1945年に設立。主にSUVや小型商用車の生産を手がけている。2010年8月には、経営破綻した韓国のサンヨン(双竜自動車)を買収したことでも知られる。
すでにマヒンドラ&マヒンドラは、テキサス州ヒューストンに100%出資の子会社、マヒンドラUSAを設立。1994年から、トラクターの販売を開始した。また2009年から、米国で人気のモータースポーツ、NASCARのスポンサーを務めるなど、米国での存在感を増している。
マヒンドラ&マヒンドラの米国ミシガン州のテクニカルセンターは、デザインやコンサルティングサービスを行うことを目的に開設。当初は25名のエンジニアを雇用し、将来的に2倍に人員を増やす計画だ。
マヒンドラグループのRajan Wadhera取締役は、「この新しいテクニカルセンターが、顧客へのエンジニアリングサービス提供の重要拠点になる」とコメントしている。