ヤマハ柳社長「二輪イベントへの参加者が増えている」

自動車 ビジネス 国内マーケット
国内二輪4社合同会見 ヤマハ発動機の柳弘之社長
国内二輪4社合同会見 ヤマハ発動機の柳弘之社長 全 4 枚 拡大写真

ヤマハ発動機の柳弘之社長は19日に行われた国内二輪4社合同会見で、「昨今、各種二輪イベントへのユーザーの参加が増えてきている」と話し、安堵の表情を見せた。

国内の二輪車市場は2006年以降、減少の一途を辿り、10年には42万3000台と06年の57%にまで減った。それが昨年ようやく減少傾向に歯止めがかかり、11年には前年比5%の44万4000台となった。そして、今年は1~8月で3.0%増と増加傾向に転じている。特に軽二輪車(250cc以下)と小型二輪車(250cc超)が好調で、それぞれ13.3%増、15.1%増となっている。

「高速道路を団塊世代の夫婦がタンデムでツーリングしている姿や、女性だけでツーリングを楽しんでいる集団も見ることができ、それぞれの価値観で二輪車を楽しむ人が増え始めている」と柳社長は喜ぶ。また、フェイスブックなどSNSでバイクの輪が広がって、イベント会場で情報交換をする場面も多くなっているそうだ。

柳社長は「二輪ユーザーの利用環境をさらに整備してことが重要」と話し、より一層の努力を行い、二輪車の存在感を高めていく方針だ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る