【スズキ ワゴンR 試乗】小さな積み重ねが大きなエコに…島崎七生人
試乗記
国産車

乗用車ライクなインパネは、軽量化のため樹脂の薄肉化を図ったそうだが、質感にネガは感じない。70kgもの軽量化のおかげで、NAモデルでも加速感は軽快だ。これがターボの「スティングレー」になると、手の内で楽しめる痛快な力強さが味わえる。
スティングレーはスタビライザー付きで、15インチならステアリングの重さも適度にあり、安定感も高く、思いのままに走らせていられる。回生ブレーキ、アイドリングストップは短い試乗時間内でも作動が確認でき、実生活でガソリン節約にせっせと貢献しそう。
蓄冷材でエンジン停止時も冷風を長く室内に送る「エコクール」も、エアコン吹き出しに手をかざし確かめると(試乗日の外気温は31度)、かなり頑張って冷風を送り続けてくれる印象だった。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★