ルノー・ジャポン、“好きを走れ”を込めた3つの限定車

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ルノー・コレオスBOSEエディション(奥)とルノー・ルーテシアイニシャルパリ
ルノー・コレオスBOSEエディション(奥)とルノー・ルーテシアイニシャルパリ 全 12 枚 拡大写真
ルノー・ジャポンは、限定車として『コレオスBOSEエディション』(20台限定329万8千円)を9月13日に、『ルーテシア イニシアル・パリ』(30台限定234万8千円)と、『ルーテシアエクスプレッションMT』(204万8千円)を9月20日に発売した。

その発表会席上で、同社COOの大極司氏は「数年前からFTS戦略として、フレンチタッチ、トレンディ、スポーツといったブランド要素で、全ての商品や、我々の販売の仕方、プロモーション、コミュニケーションを行って来ました」。そして、今年から、“好きを走れ”というキャッチフレーズのもと、「(ターゲットである)自分が好きなものにこだわって生活を楽しく過ごしている方々に、よりわかりやすく、少しでもサポートになるような商品を提供していきたい」と述べた。

まずルーテシアは、「インポートカーのBセグメントに位置し、非常にたくさんの車種があるセグメントです」とし、そこで、「イニシアル・パリは、Bセグのコンパクトカーでもパリ16区の高級住宅街を普通に走り、エレガントに色々なパーティへ行くなど、そのようなイメージでフレンチタッチを楽しんでもらおうと販売しました」

同じく、エクスプレッションMTについては、「我々のモデルミックスでは、4割近くがMTなのです。日本はATの国なので、こういうブランドは絶対にないでしょうね。我々はフランスの石畳を縦横無尽に走れるMTとして、また、このベーシック(モデル)のMTというのは本当にフランス車の良いところを満喫できると思ったのです」とする。

そして、コレオスBOSEエディションは、「BOSE社と最初から一緒に開発したモデルです。フランスでは長い時間クルマに乗るので、音楽を楽しみながら乗っています。そういったフランス的な乗り方を表現したいと思って導入しました」とその理由を述べる。

最後に大極氏は、「ぜひ、これからも日本の皆さんにもフランスのクルマの楽しさを紹介したいと思います」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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