パリの高級住宅街をイメージ…ルノー ルーテシア イニシアル・パリ

自動車 ニューモデル 新型車
ルノー・ルーテシアイニシャルパリ
ルノー・ルーテシアイニシャルパリ 全 12 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは9月20日、ルーテシアの限定車『ルーテシア イニシアル・パリ』を発売した。30台限定で、234万8千円である。

ルーテシア イニシアル・パリは、20区あるパリの中でどこが似合う区か。同社商品担当のフレデリック・ブレン氏は16区だという。「16区は凱旋門を含めた高級住宅街です。この16区のアパートは天井が非常に高く、通常のアパートと比べると、倍近くあるところもあります。同じ高さながら、他の区と比較すると5階あるところが3階しかなかったりするのです」とその特徴を語る。

そこに住んでいる人たちは、「ルノーであれば『ヴェルサティス』などがファーストカーとなりますが、セカンドカーは絶対にイニシアル・パリです」と笑う。「このクルマのシートはレザーですが、通常のレザーシートではありません。バックレストに刺繍が入っていたり、パイピングがしてあるなど、5~600万円相当のクルマが使うようなレザーを使っているのです」と述べる。

「マダム達が、16区に住みながらちょっとお出かけや、子供を送り迎えするときなどで、コンパクトなクルマ、ルーテシア イニシアル・パリを使っているのです。階級社会があるところなので、そこに似合うようなクルマとイニシアル・パリが選ばれているのでしょう」と話した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る