ホンダの次世代燃料電池車、2015年発売へ

エコカー EV
ホンダの燃料電池車 FCXクラリティ
ホンダの燃料電池車 FCXクラリティ 全 3 枚 拡大写真

究極の環境対応車として、各自動車メーカーが開発に力を注ぐ燃料電池車。ホンダが次世代の燃料電池車を、2015年に市販することが分かった。

これは9月21日、東京本社で記者会見したホンダの伊東孝紳社長が明らかにしたもの。伊東社長は「新型の燃料電池車を、2015年から日米欧で順次販売する」と宣言したのだ。

ホンダといえば、自動車業界において、いち早く燃料電池車の研究開発に取り組み、少量ながら市販も行ってきたメーカー。同社は2002年末、『FCX』を日米でリース販売。燃料電池車として初めて、米国EPA(環境保護局)とカリフォルニア州大気資源局の認定を受けたモデルになった。

2007年には、『FCXクラリティ』を発表。FCXの3ドアハッチバックボディから、実用的な4ドアセダンに進化した。日本をはじめ、米国や欧州でリース販売されている。

今回、ホンダが2015年の発売を宣言した新型燃料電池車は、初代のFCXから数えると、ホンダとしては3世代目モデルになる。その内容は、現時点では未公表。ただし、ホンダの伊東社長は、「さらなる技術進化と大幅なコストダウンを図る」と述べており、現実的な価格で市場に投入される可能性がある。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る